変容する作家性の時代〜ネット時代の想像力〜【レビュー】

#primenews

http://togetter.com/li/11393

(メディア論・クリエイティビティなどの討論番組)
(出演者の論を書いて、それに突っ込むスタイルでこの記事を書きます)

濱野智史ニコニコ動画信者。作家性は消滅するぜ!初音ミク万歳!無名のだれかが形成する偶像なのにクオリティ高し!
 → 笑w としか言えんわ。まぁ、クリエイターという職種という存在。その垣根は何だろうという問題提起の時間。

ラリー遠田(お笑い評論家)→お笑い評論家というだけあります。正論を言っています。
 テレビの文化と同時進行で発展してきたお笑い文化。今、トーク力や場を仕切る能力、そういう今まで芸人に求められていた能力が、テレビの中で求められるようになってきた。

富野ゆかり(ガンダムとか鉄腕アトムの人らしい)(くせ者じじいだ。):ツールとクリエイティビティの問題。
 →まぁ最近はフォトショで一発だからなぁ。という話。
冨野:ネット上、ハードウェア上でしか存在できない類の「動画」は不自由。
 →たぶん、古い時代の人の話なので、まぁ間違った認識と前提でしょう。
冨野:100年残るような作品が本当の作品です!
 →傲慢だなぁ。100年なんて、テレビが生まれてまだ50年で、こんな状態に陥っているのに、分かってるの?
冨野:外界の面倒な障害にもまれて、それに適応・順応される過程もクリエイトの一部。
 →まぁとにかくクオリティとクリエイティビティの違いに敏感になっているな
冨野:好きなことだけやって作るのは違うだって、障害とかがあって、それによって作品はもう一段階アップするんだよ
 →そもそもねぇ、そこを否定しているわけではなくて
宇野:今のネット環境、だれでも出稿だったりできるアナーキーな状態、そして昔のテレビという不自由な環境、これが重なる。
 →重ならん!
宇野:ニコニコ動画素人作品は問題外だ!・・・ではなくて、もっとオープンに見守ろう
 →そりゃそうだ。
濱野:100年もつために初音ミクは生まれた 
 →わらw
濱野:テレビとか文学とかが、糞つまんねぇからニコ動とか見てる
 →それはいいけど、口調がそろそろキモくなってきた
濱野:ネット界は時間の経過が早い。いちがいに比べられない。
 →納得。
濱野:長期間。作品の単位的なものを残そうという姿勢
 →言い得て妙。例えばガンダムが誕生何周年なのかは知らないけど、その年数と初音ミクを同じ条件で比べることはもうできないだろう。今と昔では生活環境内での情報量が違うし、幼いころに覚えた今の中年のガンダムの記憶と、今の若者のアニメへの記憶が同じはずがないだろうから。作品の単位的なもの。これは、言い得て妙で、「作品性」というものが、技術的に発展したツールやデバイスに宿るものではないことを重々承知しながら、今、ネット住人が個人個人の趣味や主観をよせ集めて、集合知的なコンテンツクリエイトへの挑戦というジャンルを生みたかった。その過程、その一例が初音ミクだと。
市川→この人は保守派としてとても良い意見を言っているので、僕程度が口をはさむこと叶いませんwいや、まったく。

冨野:ぐちゃぐちゃおれはアニメ監督という肩書がはずかしいうんたらかんたら
 →結局この人は時代に文句をいいながら時代に頼りながら、今も、今の時代に文句を言っているだけのウンコだな。
 →まぁあえてひとつ言えば、今も昔も人間の感受性というのは育つんですよ。ニコニコばっかやってたら成長しないよみたいな偉そうなことを言っているけど、そんなもん、成長しない人はいつの時代に生まれても成長しないんだよ。自分が今の時代に生まれたら果たしてガンダムみたいなものを作れて有名になれたか分からなくて怖いんじゃないの?

冨野:素人の無数の投稿が才能の芽を摘んでいる
 →一番の問題である、年寄りに今の「作家性」が審査できていないというものの解決になっていない。

冨野:1000万の人間から支持を集めたものがクリエイターだ愚民どもめ!!
 →わお!!わお、わお。この少子化の時代に自分のかつてのものさしをもってくるとはよっぽどの天狗野郎だ。

濱野:作家の人間性とツールの対比が語られているけど、むしろ技術の側から作品化している。情報環境をつくる作家??
 →よい意見

最終的に、司会進行の女性がだした問いが、全てだと思う。

「クリエイターって何なんですか?」

1億総表現者社会。なんて言われたのも今は昔。