世界が変わるとき、必ず言葉も変わる。
この間、ふと思いました。
「mixi, twitter, facebook, 4square 色々あるけどどのSNSを使っている」って聞きたかったんです。
でも、SNSを「使う」って、十分な表現なんでしょうか? twitter「してる」って、正しい言葉なんでしょうか?
馬鹿馬鹿しい話かも知れませんが、思い出して下さい。
ほんの15年前の世界では、ネットについて一番使われた言いまわしは
「パソコンできる(使える)?」でした。
「ネットできる?」と言えるくらいネットというものがまだ掴めていなかったし、
「パソコンしてる?」と言えるくらいパソコンというハードウェアをもつことが一般的ではなかった。
それが今ではネット環境があることは当たり前になり、「ネットする」という言葉が生まれました。
そこから、いろんなホームページを閲覧して回ること、ついで検索することなど、様々な習慣が根付き、様々な言葉が生まれました。
ネットに住む
ネットを泳ぐ
ページを渡る
ネットを覗く
ググる
ツイートする
色々な技術が生まれ、定着し、日常に溶け込み、また新しい言葉が生まれます。
個人的には、ツイッタ―「してる?」と聞かれる間は、まだ未完成なのかなぁと思います。
もしかしたらSNSまわりの最終形態は、「facebookできてる?」とかなのかもなぁ、、って思ってます。
iphone から時代は移り ipad へ。その操作性から「パソコンを使えない両親や、子供に使わせたい」という声が上がっています。
ipadを・・・持つ?使う?
いやいや、「ネットに接続する」というためのツール(手段)としてハードウェアがあるのならば、その姿はより小さく、重さは軽く、気にならなくなるはずです。「手段をもつ」という障壁を持たずにネットに繋がれるような世界さえ、現実になる可能性だってあります。
最終的には、「アップる」という言葉で全てを表現できてしまうのかも。なんて。
はい、センスの無いオチです。
その一方で思うのですが、「キーボード」というプロダクトって結構何気に完成度高いのではないでしょうか。ipadのタッチパネルはかなーり性能良いそうなのですが、平面にタッチするよりも、キーボードの「カシャカシャ」という操作感に慣れ親しんでいる人は多いと思うのです。その特徴を目一杯捉えた商品がポメラだと思っていて・・・まぁあまり噂は聞きませんが未だに売れてなくはないらしい。かもです。