音楽の話、のちテレビ

音楽の話なんて、なんの素養も経験もない僕がするのもなんなんですが・・・

東京事変の「スポーツ」というアルバムを購入しまして、
これはまだ発売から2週間くらいなので、音楽ランキングとかで、いまだテレビに露出されることがあります。
count down tv とかで。

そんなとき、いつも同じ曲が引用されるのがちょっと残念に思う時があるんですね。
それは、例えばアルバムならそれまでにシングルで発売された曲を2つ3つ放送して終わり。みたいな。

僕は音楽のファンを作っていくためには、できるだけそのグループが普段から提供しているサービス、つまり色々な曲、を多面的に紹介したほうがよいと思う派です。
もちろんバランスですけどね、1曲をプッシュする手法とでは。
でもいくら一人のアーティストさんでも、曲によってグッとくるものと来ないものがあるし、あえて万人受けするようにシングル曲をつくることと矛盾しちゃうけど、「あ、こんな歌も歌うんだ」っていう面を色々出したほうが、結局は多くの人に注目してもらえる確率は上がるんじゃないかな。


もちろん、本当の本当に、自分たちのパフォーマンスの隅々まで鑑賞してもらって、そこからファンになってもらうのは、今はネットですよね。ていうかyoutubeです。今は大抵の曲ならyoutubeで見れますし聞けますよね。

ミュージシャンをプロモーションするとき、テレビとネットの役割分担は、時には仕掛け人の預かり知らない領域ででも、なされていることがほとんどですが、以前のエントリーでも述べたとおり、テレビというメディアの扱い方も、これまでのようなマス!!って気構える必要はなくなってきているのではないでしょうか?テレビというものも、もっと小型化されてきているんではないでしょうか。(小型化というのは、数字上の視聴者数現象ではなく、カスタマー個人個人の接する情報量全体から見たときの「小型化」という意味です)


テレビCMでも、数年前にはずいぶん無作為に「続きはWEBで」が使用されていた気がします。あと、「○○で検索」。
でもその中に、本当に企画の全体図を考えてそういうCM作りをしたものがいくつあったのでしょうか?
「続きはWEB」で見て、面白いものだったのでしょうか。
そもそもその、「続きはWEBで」の15秒が、WEBまでお客に来てもらうのに十分な面白さだったのでしょうか。

ひとつ方法として、「続きはWEBで」的コンテンツは、メーカーさんのほうで、CMを作る際に自主的に普段から用意するようになればなぁと思います。テレビ番組では、番組オリジナルコンテンツが番組HPにあれば、ほんの10秒の告知を番組時間に割けば済む話でしたが、CMだとそうはいきません。1秒たりとも無駄な時間はありません。大事なのはそういう姿勢、
「あまり告知はCMではできないけど、そのCM作ったことに関するもろもろのコンテンツ、用意してますよ。ちゃんと、ものづくりしてますよ」っていう姿勢。
これが浸透すれば、そして少し気に入ってくれたCMをパソコンからなり携帯からなりすこしのぞいてみる風潮ができれば、すごい助かる。作るほうからすれば。

・・・あれ、CM-lifeっていう雑誌はどうなる??