好きなことを仕事にする

大学生がビジネスに憧れることは多いです。
とかく名刺をもちたがり、それを交換したがり、スーツを着たがり、ブレストをしたがります。
ちなみに僕は名刺交換くらいならあいさつとして奨励しますが、スーツは首の部分が痒くなって厭だし、会議なんかですぐにブレストをしたがる人がいるとうんざりします。

こういう人たちにはままあることのひとつに、ビジネスすることが目標になってしまっています。学生のうちに起業することが目標。社会人意識を早めにもっている自分が好きなんです。
もちろん、こんな考えではうまくいくはずありませんね。

では働くとはどういうことなのか。今日ある話をきいてきました。

働くということを考えるとき、それは
自分がなにをすべきか
自分がなにをできるか
自分がなにをやりたいか
を考えるときでもあるのだそうです。
使命感をもたないと、キチンと前を向いて歩けません。
実力をつけないと、作業がすすみません
やりがいがないと、次の仕事への意欲が湧きません。・・・ということでしょうか。

結局、好きなことを仕事にするということ。
この考えは、ひと昔前は理想の話でしたよね。たぶん僕の親世代までだと思います。
僕たちの世代からは、好きなことを仕事にするべきだし、本当に実力を発揮するのは、やっぱりその仕事が好きな人なんだと思います。
今日の話ではこんなことも言われていました

「仕事とは、自分がそのことをどれだけ好きか試されていること」

(メモをひとつもとらない性格なので若干語弊があるかもw)

時代の変遷、需要と供給、才能、実力の世界、就職、人間関係、景気、
働く先の業界模様ならいくらでも詳しく説明できる人っていますよね。
むしろ、それだけを得意げにぺちゃくちゃ語るひとのほうが多いですよね。
でもね、好きでさえあったらなんとかなるんですよ。
どれだけ不況でも、業界が危ぶまれても、好きならその道に踏み込めるんですよ。

今日お話をしてもらった広告関係の先生も言ってました。
自分は広告が好きでたまらなく、それが働く原動力です。

これ、一流のスポーツ選手もよく言う言葉だそうです。見習わなければなりませんね。

ちなみに明日、まさしく「好きなことでメシを喰うということ」というタイトルの勉強会に参加してきます。